苦手な人が多い眼圧検査

検査のこと

風を目にあてて何をしているか?

視能訓練士:「風が目にあたりまーす。大きく目を開けていてくださーい。」

患者:「ビクッ!(◎_◎;)」

眼科に行くたび毎回測られるけど慣れない、むしろ苦手…という人も多いと思います。
できればやりたくないのに、毎回毎回測られて、そんなに必要なの?と疑問に思う人もいると思います。

そもそも何の検査をしているのかが分からない、という声も聞こえてきます。

皆様が苦手なあの機械は眼圧測定をしています。

眼圧検査とは…

眼圧(がんあつ)とは、目玉の硬さのことをいいます。
目玉の形を維持するための眼球内圧のことをいいます。

ボールと同じです。ボールの種類によって適切な硬さが求められると思います。
野球のボールの硬さがルールで決められているように、目玉にも適切な硬さというものがあります。硬すぎたり、柔らかすぎたりしてるとダメなのです。

目玉にも適切な硬さがあり、正常値は10~21mmHgといわれております。
※あくまでも教科書的な正常値です。値が正常範囲内でも病気の可能性はあります。
医師の診察のときに確認してくださいね。

眼圧が正常範囲外だと

眼圧が高い

眼圧が高いと神経がダメージを受けていき、少しずつ視野が欠けていきます。
緑内障という病気になります。

眼圧が低い

反対に眼圧が低すぎると網膜がダメージを受け、見え方が悪くなります。

必ずやらなければならないの?

「この間も測ったから今日はやらなくてもいいのに…。」と思っている方へ。
眼圧は1日のうちで変動します(日内変動)。
また、季節によって変化したり、使用している目薬の副作用で変動したりします。
常に一定ではありません。理由があって毎回測定しています。

血圧のように血圧計で自分で簡単に測定できればいいのですが、眼圧は難しいです。
眼科での毎回測定になります。

拒否せず毎回受けてくださるよう、ご協力をよろしくお願いしますm(_ _)m

眼圧のことは嫌いでも、眼科のことは嫌いにならないでください!

タイトルとURLをコピーしました