視力検査の珍回答 自由に答えてOKです

検査のこと

視力検査をしていると…

毎日視力検査をしていると、たまーに面白い答え方をする患者さんがいます。

通常の場合、黒い輪っか(ランドルト環といいます。)を見せ、切れ目がどの方向を向いているのかを答えてもらいます。
「上、下、右、左」で答えてもらうのがスタンダードですが、私が今までに経験した珍回答?を紹介したいと思います。こんな答え方をする人もいるんです!

左右を逆に答える

これは割と多いです。

右と左がこんがらがってしまう人が多いです。
明らかに左右を間違えているなという場合は、指さしで答え直してもらったり、一度左右の方向確認をします。老若男女問わず、結構多いです。

右左がごっちゃになったときは指で答えてもOKですよ!

口では「右」と言い、指で左方向を指さす

これは上記のパターンと似ていますが、ちょっと違います。

患者さんから2つの回答があるので、こちらが困ってしまいます。
言葉と指とでどちらの回答が真の回答か確認します。これまた、頭の中で左右がごっちゃになってるパターンと思います。コミュニケーションが難しい患者さんの場合は指の回答を信じるように私はしています。

「シー」(アルファベットのC)

一番最初に切れ目が右方向にある輪っかを見せたとき、1~2割くらいでしょうか…「シー」と大きな声で答えてくれます。高齢者に多い印象です。

「C」ではない別の方向が切れている輪っかを見せればいいじゃん!と突っ込まれそうですが…、こちらとしても、わざとやってるわけではないです。

使用している視力検査表の関係で最初に右方向の切れ目の輪っかを提示することが多いのでこうなってしまいます。あしからず…

「3時、6時、9時、12時」

上下左右を時計の針に見立てて答える患者さん。

こちらは「上下左右」での答えを待っている状態なので、初めてこの答え方と出会ったときはいきなり時間を言われ戸惑ってしまいました。頭の中は一瞬ハテナ?でした。

が、答え方としては問題ありませんので、大丈夫です。やめないで続けていいと思います。
めったに出会えない、レア回答です。

「東、西、南、北」

上下左右を方角に見立てて答える患者さん。

輪っかを見せたとたん「北っ!」と言い、私はきょとんとしてしまったのを覚えています。
幸い、大きなジェスチャー付き(腕を大きく上に上げる)だったので、上の方向を答えているのだなと理解できました。70代位のおじいちゃんだったと思います。

今のところ「東西南北」で答えてくれた方はこの方1人だけです。
以前の職場での出会いだったので、今はもう会えません(T_T)
また、検査したいな~。

 

いろいろな患者さんがいるので視力検査は楽しいですよ!

ざっと思い出すとこんなもんでした。
また新たな出会いがあれば追加します♪

 

 

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