視能訓練士の就職・再就職は? 病院選びのポイント

視能訓練士のこと
  • どんな眼科に就職したらいいのかな~?
  • 今の現状に不満あり、再就職したい!
  • 就職で失敗したくない!

と、考えている視能訓練士のあなたへ。

就職先として考えられるのが、大学病院、総合病院、開業医などがメジャーです。

今回は、大学病院と開業医と2か所の勤務経験のある私、瞳が、その病院で働いて思ったことをまとめていこうと思います。

私が思うメリット・デメリットをまとめます。

これから就職・再就職する視能訓練士のあなた、ぜひぜひ参考にしてみてください。

どこで働くのが正解か?

どこで働くのが正解か?

それは、ズバリ、「人間関係がこじれていないところ!」

これにつきます。

どこで働くにしろ、ついてくるのが人間関係です。

どんな環境でも、人間関係がきちんと築けていれば問題なく働けます。

多少給料が低くとも、人間関係がいいところは長く働けます。

なので、人間関係がちゃんとしているところに就職したいものですね!

でも、人間関係は外から見ては、わかりません。

面接の段階で見抜けるのは、ほぼ不可能です。

就職してから、人間関係をしっかりと築いていくようにしましょう。

大きな病院

では、ここから私が思う、大きな病院(大学病院・総合病院)と開業医のメリット・デメリットをまとめていこうと思います。

メリット

1人じゃない

必ず、先輩の視能訓練士が働いています。
わからないことを聞くことができます。

これが最大のメリットと思います。

わからないこと・迷ったときに助けてくれる存在は大きいです。

1人で抱え込まないで、相談することで、良好な人間関係も築いていけるはずです。

休みがとりやすい

上記に続きますが、視能訓練士が1人ではないです。

複数人、視能訓練士がいます。

そのため、計画的な休みや、体調不良などでの突発的な休みにも対応しやすい環境です。

他科との連携

複数科あるので、他科との連携して患者さんの経過を診ることができます。

糖尿病の眼底検査や、脳外科から視野検査の依頼がきたりと総合的に診ることができ、とっても勉強になります。

専門的な治療

手術だったり、治療だったり、大きな病院では専門的な治療をしています。

開業医では治療が難しい、患者さんが紹介されてきます。

いろいろな患者さんが、どんどん来ます!

毎日が勉強になるので、スキルアップにつながります。

他科を受診できる

複数科ありますので、自分が具合悪いときに受診することができます。

勤務中にフラッと他科を受診できちゃうことはけっこうありがたいです。

私、よく鼻血を出しやすいのですが、耳鼻科を受診し焼いてもらったものです。

正し、個人情報がカルテに載りますので、他の職員に年や住所がばれます(^^;)

デメリット

忙しい

とにかく患者さんの人数が多いです。

私の働いていた大学病院では、当時、1日約200人ほどの患者さんが受診していました。

その200人を5~6人の視能訓練士でさばいていました。

検査の内容も多岐にわたるので、止まるヒマなく検査し続けていました。

個人病院

メリット

アットホーム

町医者、かかりつけ医なので、地域の患者さんとのつながりが強くなります。

定期的に来院される患者さんと、他愛もないやり取りをしながら、検査していきます(私だけかな…?)。

ときには、他愛もないやり取りから、患者さんの家族構成や趣味の話などの情報を仕入れつつ、患者さんに寄り添っての勤務になります。

長期休みがあるところが多い

院長先生の考えで、休みが決まります。

お盆休みや年末年始などは比較的、長期の休みになることが多いです。

海外旅行に連れてってもらったり、お食事会など、福利厚生?がありがたい施設もあります。

(私の知人は、ハワイ旅行に連れってもらってました。うらやましか~。)

デメリット

視能訓練士の人数が少ない?

施設によっては違うかもしれませんが、開業医は少数精鋭で働くところもあります。

限られた人数で働く場合、他部署のお手伝いをすることも。

私も、開業医での勤務時代には、受付の手伝いやカルテの作成などをやりました。

受付時間が長い

開業医は、受付時間が長く設定されていることが多いです。

夕方遅くまで開いているので、帰宅時間がどうしても遅くなりがちです。

子育て中だと、フルタイムがキツイ場合も…。

設備にバラつきあり

手術設備の有無、入院病床有無で仕事内容が違ってきます。

手術設備がない環境だと、開業医でできることは限られてきますので、物足りなく感じることもあるかもしれません。

コンタクト専門の眼科だと、病気の治療をしないところもあります。(すぐに他院に紹介する。)

自分がどんな分野に興味があって、極めていきたいのか、考えてみてください。

まとめ

私の勤務経験をもとに、個人の意見を述べてきました。

が、結局は、「人」。

日中、多くの時間を過ごす仲間です。

場所は関係ないです。

どこで働くのがいいのか?

それは、信頼できる医師がいて、助けあえる仲間がいて、ストレスが最小限な職場が1番です。

人間関係をきちんと構築していると、お互いにフォローしあえ、ミスが少なくなります。

就職・再就職するにあたって、悩むことも多いでしょう。

施設によって良いところ、ちょっとキツイところはどうしてもあります。

「すめば都」「郷に入っては郷に従え」です。
職についてしまえば、何とかなります!

一緒に働く仲間との「ほう・れん・そう」を大事にしましょう。

実際に働きだしてからの人間関係をしっかりと構築できるよう、がんばってください。

1番ムズイですけどね…(^^;)

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