- だんだん遠くがボヤけて見にくくなってきた。
- 毎年メガネを作りかえてるんだよな~。
- いつまで近視はすすむのかな~。
- このまま見えなくなってしまうのでは…。
近視がどんどんすすんで行って、不安なあなた。
近視がいつまですすむのか?
強度近視であり、眼鏡歴30年の私の体験談を含めつつ、まとめていこうと思います。
身長が伸びている間は近視がすすむ
近視はいつまですすむのか?
それは「成長期のあいだ」です。
メガネをかけ始める子どもの保護者に私は説明しています。
近視は小学校~20歳くらいまですすむのが一般的であり、20歳までには進行が止まることが多いです。
実際、私は強度近視であり、小学校3年生からメガネをかけはじめました。
高校を卒業するまで、毎年の学校の視力健診でメガネが合わなくなっているのに気づき、メガネを作りかえていました。
現在、40歳になろうとしていますが、メガネの度数は高校生時代のときとほぼ同じ度数で過ごしております。
私の近視は、18歳の頃におちつきました。
近視の進行は一生続くものではありません。
多くは成長期の間にすすみ、大人になるとおちつきます。
ただ、裸眼の視力がどんどん下がっていくんは不安で仕方がないと思います。
でも、近視の進行はいずれ止まります。
近視がすすみにくくなる努力をするようにしましょう。
(後ほどまとめます。)
なぜ近視になる?
なぜ、近視になる人とならない人がいるのでしょう?
両親のどちらかが近視だと、近視になりやすい遺伝的要因もあります。
が、現在近視の原因と言われてるのが、環境的要因です。
環境的要因とはどんなものか?
現在の子どもは、大人もですが、近くを見る機会が多くなっています。
スマホ、ゲーム、漫画に本、受験勉強など、近くを長時間見続けていると、近視になりやすいといわれています。
近くを見るためには、目は近くにピント合わせをしなければなりません。
長時間近くにピント合わせをしていることは、目にはとっても負担がかかります。
目の負担を軽減しようと、目玉の長さ(眼軸長)が長くなります。
目玉の長さが長くなると目は近視となります。
正常な眼玉の長さは24㎜です。24㎜以上目玉の長さがあると近視です。
目玉を長くしないようにすることが、近視をすすませない方法です。
近視をすすまなくさせるには?
近視をすすませないために、わりと簡単にできることをいくつか紹介します。
長時間近くを見ない
長時間、近くを見続けないこと。
スマホやゲームなんかは、気づくと何時間もやっていた!ということがあります。
途中で、少し休憩時間をとりながら、見るようにしましょう。
太陽をあびる
太陽光をあびると目玉が伸びにくくなる、といわれています。
外で2時間程度、遊ぶようにしましょう。
そんな時間が取れない人は、庭やベランダなどで日光浴なんかもいいかもです。
点眼する
低濃度のアトロピン点眼が近視のすすみにくくする、といわれています。
処方できる眼科は限られますが、興味のある方は最寄りの眼科にお問い合わせください。
コンタクトをつくる
寝ている間にコンタクトレンズで角膜を矯正するものです。(オルソケラトロジー)
これも近視をすすみにくくする効果はありますが、費用が高いのが難点です…。
まとめ
近視が果てしなくすすむことは、まずもってないです。
いずれときが来たら止まります。
大まかな目安としては、成長期のあいだです。
身長がストップすると、近視もストップすると思っていてください。
近視の進行は、環境でもどんどんすすみますので、日ごろの生活にも気をつけてみてください。
姿勢を正しく、物と近づけすぎて見ない、長時間近くを見ないなどに注意しましょう。