ものもらいの呼び方 地域によって違うのね!

病気のこと

ものもらい

以前も書きましたが、「ものもらい」について。

正式名称は「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」といいます。
目のまわりの脂腺にバイ菌がついて炎症がおき、赤く腫れ、痛みを伴う病気です。

他人からもらったり、他人にうつしたり…という感染病ではありません。
うつる病気ではないので学校、職場に行ってもらって大丈夫です!という記事を書きました。

ものもらいの呼び方

「ものもらい」っていろんな呼び方があるのですね。

最近、知人が「バカができて…」と訴えてきました。
初めて聞いたので「’バカ’ってなんだ?」と内心思いつつ、知人の眼を見てみると、その眼にはものもらいができていました。

そこで初めて、ものもらいのことをバカと呼ぶこともあるのだと知りました!
眼科で働き始めて数十年、まだまだ勉強不足です。

地域によって呼び方がちがう

「ものもらい バカ」で検索してみると宮城県でものもらいのことをバカと呼ぶことが多いそうです。その他、東北の一部の地域でもバカと呼ぶところがあるようです。

その他、ものもらいの呼び方に地域によってすこしずつ差があることもわかりました。

「ものもらい」も全国区ではないようです。
なんでもネットで調べられるので、便利な時代ですね!

大まかにざっくり分けると、「ものもらい」と呼んでいるのが東日本であり、西日本では「めばちこ」と呼ぶことが多いそうです。

「ものもらい」が全国共通だと思っていたのが間違いだったようです。
勉強になります。

他にも「めいぼ」「めっぱち」「めこじき」など似たような感じでちょっとずつ違う呼び方がありました。

今後、引っ越しするようなことがあれば、始めにその土地での麦粒腫の呼び方を覚えねば!と思わされた一件でした。

 

 

タイトルとURLをコピーしました