眼科でホントにすすめるサプリメントの紹介

目のこと

­目によいサプリ

今はたくさんの種類のサプリが売っていますね。
いろいろな栄養素のサプリがあり、どれを摂取したらいいのか迷うくらいです。

たくさんあるサプリの中に目にいいとされているものもありますね。
視力回復、眼精疲労、老眼、白内障などの予防・改善に効果があるとし販売しているものもあります。視能訓練士的には「サプリでホントに良くなるのか?」と思う商品もあったりしますが…。

今回は、目によいとされているサプリ、眼科でホントにすすめているサプリについて紹介したいと思います。

  • 視力を大事にしていきたい
  • 見えなくなるのは嫌だ
  • 体にいいものを摂取したい
  • 黄斑変性症と診断されてる
  • 敬老の日に祖父母へのプレゼントを迷っている

というあなたにおすすめのサプリです。
参考にしてみてください。

目によいとされている栄養素

ルテイン

紫外線を吸収し、活性酸素の害を抑制します。
黄斑変性症や白内障の予防をするといわれています。
とうもろこし、卵黄、ほうれん草、豆類に多く含まれています。

DHA + EPA ( IPA )

血液サラサラにする効果があります。
中性脂肪を低下させたり、動脈硬化の予防によいとされています。
魚に多く含まれていますが、とくにサバやイワシなどの青魚に多く含まれています。

ビタミンC

活性酸素を消去する抗酸化作用があります。
水に溶けやすく、熱に弱い性質をもっています。
新鮮な緑黄色野菜や果物に多く含まれています。

ビタミンE

活性酸素を消去する抗酸化作用があります。
β-カロテンやビタミンCと一緒に摂取するとより効果が高まります。
アーモンドやヒマワリの種などのナッツ類、ウナギやツナ缶などに多く含まれています。

β-カロテン

活性酸素を消去する抗酸化作用があります。
体内で必要に応じてビタミンAに変化します。
ビタミンAは目の網膜で光を感じる物質てあるロドプシンを作ります。
視機能を正常に保ち、免疫機能の維持などに働きます。
ニンジン、カボチャ、小松菜、ほうれん草などに多く含まれています。

亜鉛

細胞の生成、成長を促す働きをします。
肉や魚介、穀物に多く含まれています。
豚レバーやカキ、納豆に多く含まれています。

これらの栄養を毎日摂取するのが理想なのですが、けっこう難しいです。
なので、サプリを上手に使って不足しがちな栄養をバランスよく摂取しましょう。

オキュバイト

オキュバイト+ルテイン

ルテイン、ビタミン、ミネラルをバランスよく配合したサプリ。
ビタミンC、ビタミンE、ビタミンB2、ナイアシンの抗酸化ビタミンが入っています。
どのサプリがいいか迷ったらときはコレ!基本のサプリです。
目安の摂取量は1日3粒。

オキュバイト50プラス

ビタミンE、ビタミンC、亜鉛をベースにオメガ-3脂肪酸(EPA+DHA)、ルテインとゼアキサンチンを配合しています。
高齢者や黄斑変性症予防におすすめです。
目安の摂取量は1日2粒。

(※ゼアキサンチンは網膜の中心部に栄養を与えるとされているもの。)

プリザービジョン

アメリカでの臨床研究に基づいて作られたサプリメント3種類。

プリザービジョン

ビタミン、ミネラルを日本人向けに配合されています。
β-カロテンが多く含まれています。
このβ-カロテンは肺がんのリスクを高めると言われていますので、このサプリは喫煙者にはおすすめしません。
タバコをすわない人用のサプリです。
目安の摂取量は1日3粒。

プリザービジョン+ルテイン

プリザービジョンを喫煙者用向けに作られたサプリです。
β-カロテンが配合されていないのが特徴です。
喫煙者+元喫煙者にはこちらがおすすめです。
目安の摂取量は1日3粒

プリザービジョン2

高用量のビタミン、ミネラル、ゼアキサンチン、ルテインが配合されているサプリ。アメリカでの新たな臨床研究をもとに作られました。
β-カロテンは含まれていませんので、喫煙者やそうでない方、すべての方におすすめです。
目安の摂取量は1日3粒。

­規則正しい食生活を…

サプリは栄養補助の役割です。
「サプリを摂取すれば視力が回復する!」わけでありません。
「サプリを摂取しているから黄斑変性が治る!」わけではありません。
病気を治すためには治療が必要です。あしからず。

サプリに過大な期待を抱かず、日々規則正しく、ストレスが少ない生活をおくるのが1番かなと思います。が、興味のある方はぜひ、試してみてください。

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