目に何かが入ったときにすること

目のこと

目に何かが入った!

「風が強くて砂が目に入った。」
「掃除をしていて洗剤が目に入った。」
「シャンプーが目に入った。」など
目の中に異物が思わず入ってしまい、痛くて、涙が出てきて、目が真っ赤!という経験があると思います。

眼科を受診しましょう。
そして、何が目に入ったのか教えてください。

固形物(鉄、砂、石、木、ガラスなど)が入った場合は、何がどのようにして入ったのかを問診時に教えてください。

液体が入った場合はこれまた、何が入ったのかを教えてください。
酸性、アルカリ性、シャンプーなどわかる範囲でいいので教えてください。

化学物質系の物が目に入った場合、急いで処置をする必要があります。

特に、アルカリがこわいです。アルカリは組織への浸透していくのが速いので急いで処置をしないと視力予後が悪くなります。
化学物質系のものが目に入ったときは、応急処置として、急いでとにかく大量の水で目を洗い流してください。

目を洗いましょう

皆さん、急いて眼科に来られますが、上記のような訴えの患者さんに問診時に
「目は洗いましたか?」と聞くと、
「洗ってません。」とか
「アイボンはしました。」とか
「目薬で流しました。」と答える方が多いです。

が、それではダメです。

がっつりと目を洗うことが大事です。流水でひたすら目を洗う、異物を除去することが事なのです。とにかく洗い流すことをしましょう。だいたいの物は流水で取れるかと思います。

目を洗った後は速やかに眼科を受診するようにしましょう。
異物が残っていれば診察時に取り除きますし、化学物質系の液体であれば眼科でも目を洗います。ちょっといい水(生理的食塩水)てひたすら洗います。

その後は、感染予防で抗生剤の点眼が処方になります。

単純なことですが目を洗うことはとっても大事です。

保護眼鏡をかけましょう

目に何かが入ることは、とてつもなく不快です。
急いで処置をしないと視力に影響がでることもあります。
不意に入ってしまい、どうしようもないときだってありますが、予防できるものもあります。

何かの作業をするときは、保護眼鏡をかけることである程度、事故を予防できると思います。目は大事ですので、自分で守るようにしましょう。

 

 

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