眼科の紹介
眼科は眼科です。
眼科なのですが、眼科の中でも細かく専門がわかれているって知っていますか?
以前にも書きましたが、眼科を選ぶときのポイントについて。

今回も眼科を選ぶさいに参考になればなと思い書いていきます。
眼科も細かく専門がわかれているんだよ!ということを書いていこうと思います。
細かすぎる外来
大学病院などでは専門的でより高度な医療を提供するために、曜日ごとに診る疾患がわかれています。
その疾患別(部位別)に紹介していきますね。
角膜外来
角膜(黒目の部分)の疾患を治療する再来です。
「角膜は黒目」と表現していますが、実際の角膜は透明な組織です。
主な疾患は、角膜の感染症、円錐角膜、ドライアイなど。
ぶどう膜外来
ぶどう膜(茶目)の部分に炎症がおこったときはこちらの再来です。
以前にもかきました。3大ぶどう膜炎(原田病、ベーチェット病、サルコイドーシス)などの治療にあたります。
網膜外来
・糖尿病外来
糖尿病の合併症で起こる糖尿病網膜症の治療にあたります。
・黄斑部外来
高齢化社会にともない日本でも患者が増加している加齢黄斑変性症などの治療にあたります。黄斑部は視力を出すために大事な部分です。ここに病気が発症すると視力が著しく低下します。
・網膜剥離外来
聞いたことのある目の病気かと思います。
目の奥の網膜がはがれてしまう病気です。緊急手術の適応となる疾患です。
白内障外来
白内障の手術を希望する患者さんが集まります。
緑内障外来
緑内障と診断されたら一生のお付き合いになります。
眼圧をいい感じでコントロールしていきます。
神経眼科外来
神経が麻痺して目が動きにくくなった、視神経で炎症がおきたなどという疾患が集まります。
私、学生の頃この分野が苦手でした、神経って何かややこしいんです。
斜視・弱視外来(小児眼科)
子どもの目の病気を治療します。斜視(視線のズレ)や弱視(視力がちゃんと発達していない状態)は早期に治療した方がいいのでこちらの再来で経過をみます。
院長の経歴をみる
眼科は目玉だけと思っていたのが、実はこんなにも細分化されているのです。
ちょっとびっくりですよね。
大学病院などで専門的に研究・治療をし経験をつんだ医師はのちに開業する場合があります。
なので、眼科を選ぶさい、ホームページでそこの眼科の院長先生の経歴を見てみるのも1つのポイントです。
なんの病気を得意としているのかがわかります。
自分の病気がわかっている場合は参考にしてみてください。
ま、開業する医師は何でもできますのでどこに行っても大丈夫なんですけどね!
眼科を選ぶさいに「へぇ~」と思ってください。