老眼になる人とならない人がいる?それって本当なの?

老眼のこと

老眼にならない人がいる? 〇か ×か?

老眼になる人とならない人がいる?
これは本当なのでしょうか?

答えは「×」です。

老眼にならない人はいません。
みなさん、残念ながら加齢とともに平等に老眼になります。
こればっかりは老化現象なので止めることができません。

老眼は全員なります。

「私、老眼ないの〜。」
「老眼鏡がなくても近く見えるけどっ!」
という人がまわりにいる、という経験ありませんか?

「なんであの人は老眼がきていないんだろう?」
と、不公平に思ったことはありませんか?

自分ばかりが老いを感じているあなたへ。
安心してください、みなさんに老眼はきています。

一定の年齢を超えると老眼は平等ににやってきますが、老眼の感じ方には個人差があります。
生活スタイルや職場環境、趣味、屈折異常等に影響されます。

老眼の自覚症状、感じ方

若いころ視力2.0まで見えていたという視力が自慢だった方(遠視の方)は老眼を早く感じやすいです。
40代半ばくらいから、若くして老眼を自覚しやすいです。
若い頃は眼鏡とは無縁の生活を送っていたのに…老眼鏡を用意しなくてはなりません。

反対に昔から眼鏡生活で、眼鏡を外すと遠くがボンヤリするという方(近視の方)は老眼を感じにくい?傾向があります。
弱めの近視の度数で眼鏡を合わせていると、老眼になっていても気付きにくいです。

近視の方で、「眼鏡を外すと近くが見えるから自分は老眼ではない!」と思っている方がたまにいらっしゃいます。

が、残念ながらそれは老眼です。

20代の頃は眼鏡をかけていても近くが見えていたはずです。
「眼鏡を外すと…」という条件がついている時点ですでに老いです。

そもそも老眼とは…

老眼とは、近くにピント合わせができにくくなる状態のことをいいます。

水晶体(目の中にあるレンズのこと)が若いうちは柔らかくピント合わせのたびに厚みを自由自在に変えられていたのに、加齢とともに硬くなりピント合わせに時間がかかったり、ボヤけたりします。

正式名称は「老視(ろうし)」といいます。

進み具合や感じ方には個人差がありますが、おおむね40代以降からだんだんに進行していきます。

老眼を感じたら…

老化現象になるので、老眼は基本的には治すことはできません。
なので、近くが見にくくなったなーと感じたら眼鏡を作りましょう。
無理に頑張って見ようとせずに眼鏡に頼りましょう。

頑張って裸眼で見る必要はありません。
疲れるだけです。

「眼鏡をかけ始めたら老眼がどんどん進むのではないか?」
と心配な人もいるかもしれません。

が、老眼は眼鏡をかけてもかけなくても進みます。

早い人だと40代~、遅い人でも60歳を迎えるまでには老眼がやってきます。
逃れられません。

どーせやってくる老眼、しょうがないと割り切って、眼鏡をかけて無理せず近くを見るようにしましょう。

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