近視はいつまですすむ?
眼鏡やコンタクトレンズユーザーのみなさん
「近視はいつまですすむんだろう?」と思ったことはありませんか?
「眼鏡を変えたばかりなのにすぐに合わなくなった…。」
「またレンズが厚くなる…」なんて思ったことありませんか?
私は小3からずーーーっと思ってます。
どこまでも近視がすすんでいって、いずれ見えなくなるんじゃないか?と不安に思っていたものです。
以前にも近視について書きました。
これは、1人の女の子に向けて書いてみました。
今回も似たような内容になるのですが、大衆向けに近視について書いてみようかと思います。
そもそも近視とは?
教科書的な定義は、「目の中に入った平行光線が網膜の前で結像するか、眼前有限距離にある点からの光線が網膜上に結像する状態のこと」をいいます。
簡単に言いますと、「遠くがボヤけて見え、近くはそこそこクリアに見える状態」です。
凹レンズで矯正していきます。
近視の原因は水晶体の屈折力が増加するものと目玉の長さ(眼軸長)が長くなるものがあります。今回は、一般的な近視の原因である、眼軸長にスポットをあてていきます。
眼軸長とは?
眼軸長とは、目玉の長さ・奥行のことをいいます。
角膜の中心と後部強膜(白目)の距離をいいます。
正常値は24㎜。だいたい500円玉の直径と同じくらいです。
この眼軸長、1㎜長くなると近視がー3.0Dくらいになります。
近視の程度をまとめますね。
- ~-3.0D:弱度近視
- -3.0~-6.0D:中等度近視
- -6.0~-10.0D:強度近視
- -10.0~:最強度近視
たったの1㎜ぽっち目玉が長くなるだけで、近視になっちゃうのです。
「目玉よ、長くならないでくれー」って思いませんか?
※余談ですが、-4.0~-5.0Dくらいの近視になると1番上の輪っかが見にくくなります。参考までに…。
いつまで近視はすすむのか?
近視は目玉の長さ(眼軸長)によって決まります。
では、眼軸長はいつまで長くなり続けるのか?
個人差があるので正確にはいつまでとは言えませんが、目安として、「身長が伸びている間は目玉も長くなります。」なので、高校~大学生くらいまでは近視はすすむと思います。
後は、環境も眼軸長に影響を後は与えます。
近業(スマホ、ゲーム、パソコン、読書、勉強など)を長時間していると、これまた近視はどんどんすすみます。
「成長期にゲーム三昧」なんてよくある組み合わせですね!
成長は止められないですが、近業は控えようとおもえば控えられますね。近業はほどほどにしましょうね。
瞳の個人情報
ここからは私の個人情報を少しだけ。
興味のない方はスルーしてください。
私の眼軸長は両眼とも27㎜あります。正常値より3㎜ほど長めになっております。
3㎜×-3.0D=-9.0D
私の目は強度近視です。ド近眼ってやつです。
中学生のころはどんどんと近視がすすんでいき、そのうち見えなくなるんじゃねーかと不安な日々でした。
が、私の近視は高校生くらいのときに落ち着きました。高校を卒業して20年近くたとうとしておりますが、近視の度数は変化なしです。
近視が強いと網膜剥離になりやすいとか、緑内障になりやすいとか言われていますが、今のとこと不自由なく生活できております。将来のことはわかりません。
近視があっても眼鏡やコンタクトレンズで矯正すればいいだけなので、近視がどんどんすすむからといって不安にならず、明るく楽しく過ごしましょ!