スマホ老眼とは?スマホの使い過ぎで目におこる悪影響

病気のこと

現代病の1つとなった「スマホ老眼」

私が学生だった頃(十数年前)にはなかった「スマホ老眼」という病気。
スマホの普及がどんどん進み、スマホの使用時間がどんどん長くなり、それに伴って目に生じるトラブルです。

スマホ老眼について私が勉強不足のところもあったので、ちょいと調べることにしました。

スマホを使用するあなたへ。
目のトラブルがおこらないようにの予防法、もしトラブルがおこってしまっている人には対処方法などをまとめてみました。

スマホ老眼は最近できたトラブルであり、私の学生時代の教科書には載っていません。
ネットで調べたことを私なりにまとめて書きます。

スマホ老眼とは?どんな症状?

スマホ老眼の代表的な症状は、スマホを長時間見続けたあとに遠くを見るとぼやける状態のことをいうようです。
一時的な近視のことを「スマホ老眼」というようです。
「老眼」と名がついているので、近くが見にくいのかと思いきや、そうではないのですね。

というか、このスマホ老眼って、調節緊張や仮性近視のことに思えてきました。調節緊張や仮性近視は学生時代にバッチリ習ってきました。
教科書にももちろん記載されています!

調節緊張とは?

調節緊張とは、ピント合わせに必要な時間が正常よりも長くかかる状態のこと。

基本的に若者は、遠くを見たり近くを見たりするときスムーズにピント合わせができます。
若いうちは「ピントを合わせるぞ!」と思わなくても、無意識的にピントを合わせて見たいものと適切に見ています。
オートフォーカス機能がバッチリ備わっています。

老眼がだんだんに始まる40代以降の世代では、オートフォーカス機能がスムーズでなくなります。
手元が見にくく感じたり、ピント合わせに時間がかかるように感じます。

視力検査をしているとき、視力がスムーズに出てくれない若者をたまーに経験します。
調節緊張の状態なのかな?と思いながら検査するときがあります。

仮性近視とは?

仮性近視とは、毛様体筋(ピント合わせをするときに使う目の中の筋肉)の緊張亢進によって生じる近視のこと。
長時間近くを見続けていると起こります。
小学生になると仮性近視の子が多くなるので、学校近視とも呼ばれることがあります。

仮性近視は点眼で治療します。

スマホ老眼の原因

スマホ老眼はスマホを長時間見続けることでおこります。
がっつりとスマホが原因ですね。

一般的な近業(読書、勉強、裁縫など)は30㎝以上離して見ることをすすめています。
が、スマホは個人差はあれど、距離が30㎝よりも近いです。
10~20㎝くらいで見ていますかね?
目とスマホの距離がとても近いです!

そんなに近い距離で見続けたら、そりゃあ目にも負担はかかります。
極端に近い状態で長時間も酷使されたら目が調子悪くなるのもあたり前です。

スマホ老眼の予防・対処法

スマホが原因とわかっているので、スマホと離れるのが1番です!とは言っても、スマホは大事です。
離れることはできないでしょう。

長時間の使用は控える

長時間の使用は避けましょう。
使い続けるのではなく、適度に休みを入れましょう。
「休む」といってもほんの数十秒です。
スマホからちょっとだけ目を離し、遠くを見ましょう。

こまめに休みをいれることで目の緊張状態を持続させないようにしましょう。

離して見る

スマホはどうしても使用距離が近くなりがちです。
そこを意識して30㎝以上は離してみるようにしましょう。
姿勢を正しく、スマホを目に近づけ過ぎないこと!これだけでも十分予防できるような気がします。

まばたき多め

近くを長時間見続けていると、人ってまばたきの回数が減ります。
まばたきが減ると目が乾き気味になります。
目が乾くとドライアイという病気になってしまいます。

ドライアイもさまざまなトラブルを目にまねきますので、まばたきを意識して多めにするようにし、目を潤わせてあげましょう。

とにかく休む

栄養をしっかりととって、とにかく休みましょう。
スマホ老眼は目だけのトラブルかと思ってしまいますが、体が疲れているサインと思います。

おいしい栄養のあるものを食べ、たっぷりと睡眠時間を確保しましょう。

タイトルとURLをコピーしました