眼科にはすっぴんで行こう

検査のこと

病院へ行くときは化粧をしていますか?

みなさんは、病院へ行くときに化粧はしていきますか?

「具合が悪くて病院行くのに、化粧なんかしている余裕がないわっ!」という方が多いと思いますが、ときにばっちりフルメイクでいらっしゃる患者さんもいます。

病院へ行くときは可能な限りすっぴんの方がいいと思います。
顔色をみたりするときに大事と思いますので。

今回は眼科へ来る際のすっぴんのススメについて書いていこうと思います!

眼科へはぜひ すっぴんで

女性のみなさん、眼科へ行く際には可能な限り、すっぴんで来てください。

理由は2つ。

① 診察、検査時に邪魔。

診察のとき医師は目玉だけではなく、まぶたやまつ毛の生え際なども診ています。

そこに、アイシャドウやらアイラインやらマスカラなど、ばっちりアイメイクがあると自然な状態が分かりません。医師は目のまわりを拡大して診察しています。化粧っ気がはっきり、くっきり見られます。
(※ばっちりメイクの人の眼の表面には、化粧の粉やマスカラの繊維などが入っているのが観察できるそうです。)

また、検査の時にテープでまぶたを挙げて行うことがあります。

が、ファンデーションやアイシャドウが濃いとテープが肌に付きません。
主に、視野検査(見える範囲の検査)の時にまぶたを挙げます。
テープがつかず、まぶたを上手く挙げることができないと、視野の結果が悪くなることがあります。化粧のせいで検査結果が不利になったりもします。(可能な限りまぶたを挙げる努力はしますが…。)

② くずれる。

検査や診察の時にまぶたを触ります。

眼科ではあらゆる場面で大きく目を開けることを求められます。
自力での開瞼(カイケン:大きく目を開けること)が不十分だと視能訓練士や医師は遠慮なしにまぶたを触り、目を大きく開けます。

診察の時には上のまぶたをひっくり返して結膜の状態を診察することもあります。

ドライアイの診断や黒目のキズを診るために、涙を黄色く染める検査もあります。
この検査をすると目のまわりが黄色くなります。黄色い涙を拭くため目のまわりをゴシゴシ触ります。

そんなこんなをされていると化粧はめちゃめちゃくずれます。
せっかくの化粧がベタベタと触られ、いろいろな検査でくずれてしまうのはもったいないです。

ご協力のほど…

眼科の診察が終了したら、アイメイクをするようにしてください。
マダム世代にばっちりフルメイクが多いかなと感じます。若い女性は意外にすっぴんで来院することが多かったりします。
すっぴんで外を歩くのに抵抗があるとは思いますが、眼科にはぜひすっぴんで来てください。

よろしくお願いします!

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